地域一体となって盛り上がる伝統の秋まつり、″大原はだか祭り″
五穀豊穣、大漁祈願を願い十数基の神輿が一斉に海へとかつぎこまれ、もみあう″汐ふみ″ 勇ましく、雄々しく、神輿が海の中を駆け巡り、投げ上げられます。 夕闇のせまる頃、全ての神輿がねり歩き祭り一色となる“商店街“ 神輿を高く上げて別れを惜しむ“大別れ式″ 海の男たちの情熱と優しさの両面を十分に感じることのできるこの祭りには熱心なファンも多く、 毎年多くの観衆でにぎわいます。


汐ふみ

大別れ

歴史

はだか祭りは古く江戸時代から行なわれていた。 市内の神社に祭りの風景を描いた絵馬があり、その絵馬が文久四年(1864年)に奉納されたことや別の絵馬に天保一二年とあることから、170年前の天保年間に既に、祭礼のしきたりや組織が出来上がっていたことがうかがわれる。